プセウドリトス クビフォルミス (Pseudolithos cubiformis)

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プセウドリトス クビフォルミス (Pseudolithos cubiformis)

 

プセウドリトス クビフォルミス (Pseudolithos cubiformis)

旧来クビフォルメ (cubiforme) とも呼ばれ

その学名が示す通り、この属の中でも際立って四角い球体になる品種です。

個人的には、この属の中でも非常に栽培意欲をそそられる形態をしている種で

特に愛着のあるものになっています。

 

 

栽培者の主観による形態、特徴

 

プセウドリトス クビフォルミス (Pseudolithos cubiformis) は、非常に特徴的で

この属の中でもかなり大型になる品種だと言えます。

その主だった特徴として

球体

 

 

通常、群生はせず単頭が基本、特に四角い形態をしています。

文献によると直径、高さは12cm程まで成長するとありますが

僕自身が栽培したものでは直径、高さともに最大9cm程まででした。

 

表面は他のプセウドリトス属と比較しても、より硬質な肌を持ち

表面の凹凸も緻密で爬虫類の肌を思わせるもので、横向きに節とも言えるような隆起を持つのも

この品種の特徴です。

肌色は白粉をふいたようで艶消しの薄緑から赤褐色まで、日照により変化します。

 

 

 

 

 

 

稀に頂部に着けるものを見かけますが、ほとんどは根際に近い球体下部から群開します。

花弁は他のプセウドリトス属の花より一段と細長く概ね2cm程の長さになります。

花の表面はかなり目立つ産毛に覆われており、色は個体によって黄土色から紫がかったもの、

くすんだピンク色に近いものまでと、かなり変異が見られますが

当然のごとくどれも悪臭を放ちます。

開花時期、結実に関しては大体、夏後半から春先までなのですが

とにかくバラつきがあり着花のトリガーが掴み切れていないのが実状です。

結実はクビフォルミスも他の品種同様、

悪臭によりハエを呼び寄せる虫媒花なのですが、自家受粉しづらいようですね。

 

 

クビフォルミス色々、開花画像をご覧ください。

 

 

 

黄色の強いタイプ

 

 

 

花弁の先が赤褐色になるタイプ

 

 

 

紫色になるタイプ

 

 

 

 

 

黄土色タイプ

 

 

 

真横からだとイソギンチャクっぽいですね、、、

 

 

分布、自生地

 

 

ソマリア北東部

現状はわかりませんが、発見された当初は自生地付近のインフラも整っていなかった事もあり

かなりの数を見ることが出来たようです。

 

 

まとめ、栽培雑記

 

 

 

このようなプセウドリトス クビフォルミスですが、もちろん僕の乏しい栽培歴の中でも

トップクラスに面白い品種であることは間違いありません。

栽培して気付いたことは基本種とも言えるミギウルティナスと比較して

そんなに栽培方法に差があるわけではありませんし、蒸し暑さや寒さに弱いのも同様です。

ただし、クビフォルミスのほうが若干、成長速度は遅め、強めの光線を好むようですし

長引く乾燥状態にも強いようです。あくまでもウチの栽培環境で、ですけど、、、

本体が元々硬い事も関係しているとは思いますが徒長もしづらく感じます。

とは言え、過水は厳禁です。やはり腐りが入りやすいのも同様ですので。

 

開花に関しては上記にもありますが

成長シーズンならいつでも数度に渡り開花するようなんですけど、なにしろバラつきがあります。

一時的な極端な環境の変化があったときになんとなく着花しやすいように感じています。

例えば、急激な温度変化や日照時間に変化が出たり、、、とかですね。

サボテンやその他の多肉の大方は大体時期が決まってくるのに反して

微気象の変化に敏感なのかもしれません。

種の保存の法則から考えれば理に適っているとは思いますけど

 

そして結実ですが、これがウチでは難しいです。

全く自家受粉しないという訳ではないのですが、単発だとかなり種子が着きづらい様で

中々、鞘を伸ばしてくれません。

異株を用意しているとは言っても、上に書いたように

開花にバラつきがありタイミングが合わないことがほとんどです。

異株で開花タイミングが合った時には、ほぼ結実することから

クビフォルミスは一株で採種はあまり期待は出来ないようです。

ちなみに我が栽培場は風も虫も入り放題ですw

 

増やしづらいのも魅力の一つ!と言われてしまえば確かにそうなんですが、、、

現状維持にしても充分面白い植物ですし、

入手出来る機会があれば是非とも栽培していただきたい品種です。

 

最後に注意事項がありまして

花の匂いです。

クビフォルミスは他のプセウドリトスに比べて悪臭がかなり強いです。

温室の外10mくらい離れていても、

あっ!咲いてる!と判るくらいなので匂いに弱い方は要注意かもしれません。

 

 

 

Pseudolithos cubiformis

特に凝った編集もしませんし、お見苦しい点も多々ある

小汚い栽培場内で栽培中の植物記録的な短い動画ばかりになりますが

私のYouTubeチャンネルになりますので良かったら登録していただけると嬉しいです。

ULTIMATE-EXTREME PLANTS

 

 

 

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